'peace'
- atsukomiyazato
- 7月15日
- 読了時間: 1分

わたしは原爆で傷ついた人々のそばで育ちました。ごく普通に見える毎日と、普通ではない心が、いつもわたしの傍にありました。ドリミネーションの光の一粒一粒に、その人たちへの思いを込めています。
I grew up among victims of the atomic bomb in my home town Hiroshima.
They seemed to live ordinary lives, but their hearts were anything but ordinary. That has always been with me.
Each little particles of light forming the Dreamination reflects my wishes for peace and thanks for their sad but strong hearts.
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子供の頃、笑い声でいっぱいの我が家がありました。親戚達と一緒になると、さらに笑顔と笑い声が増えました。そんな大人たちはみんな、常に心の奥底に、深い悲しみと辛さがありました。街の人もみんながそうでした。この人達一人一人の、前へ前へと歩いた日々に、私の人生は支えられ、美しい街は築かれました。そして、みんなの心の奥底の消えない傷は、世界平和の実現へ、歩みを進めています。そんな、尊い前進に焦点を当てて描いた作品です。
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命は、何よりも大事なものと、一番最初に学びました。戦争を行う人々は、そう学ばなかったのでしょうか。命を実験台にする正義など、絶対に許してはいけないのです。 'peace' 15号 (size 15)
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